エンドミルの外周刃には、形状が異なるいくつかの種類があります。
◆スクエア刃
荒切削から仕上げまで対応できる汎用性に優れたエンドミルです。一般的に、外周刃による壁面の切削、底刃による平面の切削などに使用されます。
◆ラフィング刃
刃が波状になったエンドミルで、切りくずが小さく分断されるのが特徴。切削の抵抗が小さいため、熱変形が気になるアルミ合金などの荒切削に向いており、刃の数が多いほど長寿命を期待できます。
◆テーパ刃
外周刃部分が円錐状になったエンドミドルで、金型の抜け勾配やリブ溝加工などに向いています。
◆ラジアス刃
常に外周刃で切削するため、均一な切削面が得られやすいのが特徴です。平面切削や曲面切削などに用いることができます。
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