切削工具であるスライスの一種、エンドミルを選ぶ際は、目安として2枚刃と4枚刃の特性を知っておきましょう。
一般的に、刃数が少ないほど切りくずを排出するチップポケットが大きくなり、中心軸は細くなります。
すると変形に抵抗する力が弱くなるため、切削加工で抵抗のかかる作業を行う場合には、剛性を優先して4枚刃を使用するケースが多いです。
一方、切削性を優先させる荒取りの加工では2枚刃が使用されます。チップポケットの深さや形状、エンドミルで加工する形状によって最適な刃が異なるため、2枚刃や4枚刃の他、3枚刃という選択肢も入れておいたほうが良さそうです。
切削工具を仕入れる際、メーカーの選択も基準となります。RMSが取り扱う切削工具のメーカーには、京セラ・TTK・サンドビックコロマント・三菱などがあり、切削特性によって切削工具のアドバイスが可能です。
土木建築や金属加工業といった生産現場で仕入れる際は、専門業向けの製品を豊富に取り扱うRMSにお問い合わせください。切削工具の提供他、エンドミル研磨やコーティング、レインボー処理、マイクロウェーブ処理も行っております。
その中でも、レインボー処理はO-RE(表面硬さはHV-7000)とB-RE(表面硬さはHV-3500~6500)の2種類をご用意しており、従来のDLCに比べて表面硬さが(一般はHV-2500~3500)大きく異なります。
O-REとB-REは処理する窯の大きさと処理方法が異なっており、おすすめはO-REですが目的が同じなので、コストカットを考えるのでしたら安価なB-REでも問題ないかと思います。
切削工具を仕入れる前に種類を知りたい方は、RMSへご連絡ください。
RMSで取り扱う切削工具は1つの製品に対し、数種類の同製品を取り扱っております。メーカーごとに分類しておりますので、在庫状況の確認や仕入れをお急ぎの方は、E-mail・TEL・FAXよりお問い合わせください。
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